最近はホストの手伝いで、年末大掃除のような感じで家のいろんなところを片づけたりするのを手伝っている。今年でこの家を売って新しい家に引っ越すということを計画しているようで、あまり使わない食器などを段ボールに詰めたりといった作業もかなり終わってきた。
さて、昨日は日曜日ということで野球のリーグ戦があった。私たちの試合は12:30からだったのだが、その前に9:30からの試合の審判の担当が回ってきて、なんと私は球審をした。先輩のメンバーと一緒に審判をする予定だったので、塁審だろうなと思っていたのだが、キャッチャー目線で見た方がわかりやすいのではということで、本当に急遽での球審となり、全く心もできていないままだった。しかもその試合はその試合前の時点で4連勝中で私たちSamuraiと同率1位の二つのチーム同士での対局だったため、一番下のリーグとは思えないほどみんなかなりシリアスで、責任重大なゲームだったのだ。
私は球審の経験などほとんどないし、周りはみんな自分より年上だったため完全に怖気づいてしまっていた。また、あいにくなことに天気が悪く、途中は雨がかなり強かったためボールが濡れ、ピッチャーはかなり投げづらかった。そこからくるフラストレーションが球審の私に当てられて、終始心臓がバクバクなりながらのジャッジだった。さらにさらに、試合は私が予想していたよりも接戦となり、なんと最終回さよならという劇的なゲームとなったため、後半になるにつれ審判の責任は重くなり、今まで私が選手としてプレーしてきたどの試合よりも緊張した。そのため私の試合が始まる前には完全にげっそりしてしまい、メンタルもボロボロになりながらの試合となった。
肝心な私たちの試合も、かなりしんどい状況の中だった。まず、15人いるメンバーのうち6人が仕事などの都合により来れず、ピッタリ9人での試合となった。そのため絶対に怪我をできないプレッシャーからさらにげっそり。さらに私は今シーズン初の先発ピッチャー、また責任に押しつぶされそうになりげっそり。それ以外にも、球審をしていた時に雨にかなり濡れ、足がびしょびしょのままでの試合でさらにげっそりといった感じだった。
ただ一つ幸いだったのは、相手がここまで一勝しかしていないあまり強いチームではなかったことだ。6人のメンバーを欠いていたが、1〜4番は全員参加でき、5人のピッチャーのうち欠いたのは一人であったため何とか13-3の五回コールドで勝つことができた。私の成績はいつもと比べかなりひどかった。単純に実力不足もあるが、前の試合のストレスをずっと引きずったままだったというのも原因の一つだろう(言い訳)。ちなみに一日たった今もいまだに少し引きずっている。
その試合の後は、一緒に審判をしたメンバーの人とラーメンを食べに行ったので少しは気持ちを回復することができた。来週は私が球審をした試合で惜しくも負けてしまったPrideという韓国人、日本人チームとの対戦である。前年度の優勝チームであり、その実力は確かなもの。私たちもライバル意識を置いているチームだ。彼らは私の球審でのコールにあまり口を出さずに、逆に優しく対応してくれたので私はかなりリスペクトをしている。中心メンバーは日本人なので、日本の高校野球並みのレベルの試合になりそうだ。その試合の二日後に私は日本に一時帰国するので、私の2024年最終試合になるので頑張りたい(リーグは来年以降も続くため来年NZに帰ってきたら参加できる)。とりあえずそれまでに心の傷を治さなくては、、、